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【独学】最短合格! アロマテラピー検定1級の勉強法や難易度など

アロマテラピー

こんにちは、奈月(@cutiecutiey)です。

趣味でアロマテラピー検定1級を受けてきました!

合格率90%とはいえ、意外と覚えることが細かくて全問正解とはいかなかった…

とはいえ、勉強に使ったのはテキスト1冊と精油17種類のみで、1週間程度でいけたので、今回はその内容と勉強法について記録を残しておきます。

実務に活かすには少し物足りないかもしれませんが、趣味で楽しみたい人にはアロマの入門としてぴったりの資格だと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

奈月
奈月
アロマを選ぶのが楽しくなる〜

アロマテラピー検定とは

アロマテラピー検定とは、内閣府から公益認定を受けた公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)の実施する資格認定試験。

基礎知識を習得することにより、さまざまな場面で植物の香りを役立てられたり、さらに学びを深めることで、アロマテラピーのプロフェッショナルを目指すこともできます。

実務ではなく、あくまで家族や友人たちとともに健康維持に用いるための資格なので、誰でも受験することができます。

こんな人にオススメ!

  • アロマを日常的に使っている
  • アロマテラピーを体系的に学びたい
  • 今の仕事の幅を広げたい
  • 上位の資格取得を目指したい

難易度は易しい。合格率は約90%

アロマテラピー検定は、合格基準の正解率は80%で、合格率は90%、平均的な受験期間は3ヶ月未満の比較的易しい試験。

以前受けた化粧品検定のほうが覚えることも多く、難しかったですね…

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記述式の問題はなく、すべて答えを選択するマークシート形式なので、一言一句暗記しなくても、ポイントさえ押さえられれば大丈夫。

2級は試験時間は30分で55問、1級は試験時間は35分で70問です。

アロマテラピー検定にかかる費用

わたしの場合は下記でした!

  • アロマテラピー検定1級受験料:6,600円
  • テキスト:1,760円
  • 精油:3,383円

=11,743円

なかにはアロマテラピー検定のための口座などもありますが、全然必要ないと思います。テキスト1冊で十分です。

また、アロマテラピー検定の1級と2級は内容も重複しているので、2級を飛ばして1級を受けて良いと思います。併願の必要はあまりないかな…!

オススメのテキストと学習教材

私は『マンガで合格! アロマテラピー検定』のテキストと、「AEAJアロマテラピー検定香りテスト対応精油 基本の精油セット」の精油を使って勉強しました。どちらもAmazon購入です!

特にテキストは、かわいいイラストとマンガが多く掲載されており、楽しく読み進めることができたのでオススメ。

大切なポイントも赤字でまとまっているので、赤シートで隠して勉強ができますし、出題される30種類の精油のプロフィールがすべてカラーなので、本当にわかりやすかったです!

1級と2級の模擬試験のほかに、スマホ問題集もついているので、移動時間に勉強しても◎。

基本的にこのテキスト1冊ですべて網羅できるので、追加で問題集などを購入する必要もなかったです。本当にわかりやすいので、読み物としても手元に置いておきたい。

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出題項目1:香りテスト

アロマテラピー検定には、最初に2問の香りテストがあります。対象となる精油は下記です。

2級(9種類)

  • スイートオレンジ
  • ティートリー
  • ペパーミント
  • ラベンダー
  • ローズマリー
  • ゼラニウム
  • フランキンセンス
  • ユーカリ
  • レモン
1級(2級に加え、8種類)

  • イランイラン
  • グレープフルーツ
  • スイートマジョーラム
  • レモングラス
  • クラリセージ
  • ジュニパーベリー
  • ベルガモット
  • ローマンカモミール

ぶっちゃけ香りテストは2問しかないので、お金や時間を節約したい人はスキップしても良いかも。

ただ、私のように体系的に知っておきたい人は全種類はひととおり嗅いでおくのがオススメです。香りの微妙な違いがわかって楽しいので…(笑)。

とはいえ、自宅に届いたものを嗅いでみても、「なんだこれ!?」というのもありました。

同じ種類でも精油によって微妙に香りが異なったりするので、香りテストにはあまり時間を割かずに直感的にいきましょう…!

出題項目2. 精油のプロフィール

正直、これが一番大変でした…(涙)

出題範囲である30種類の精油のプロフィール。

「名称」「別名」「科名」「抽出部位」「抽出法」「特記事項」の6つの項目があるのですが、特に気をつけたいのはここ!

1.「科名」「抽出部位」「抽出法」は例外から覚える

精油のなかで多いのが「科名」は「シソ科」、「抽出部位」は「花」か「葉」、「抽出法」は「水蒸気蒸留法」なので、裏を返せばそれ以外のものを覚えれば良いということ。

特に「抽出法」に関しては、ほとんどが「水蒸気蒸留法」なので、例外を拾っていけばOK。

厄介なのが「科名」で、「ラベンダーはシソ科」という通常だと結びつかないようなものが出てきたりするので、グルーピングして覚えると良いです。

奈月
奈月
一番出題率が高いのが「科名」なんじゃないかな…

2.「皮膚刺激」「光毒性」のものを覚える

精油のなかには、ペパーミントのようにスースーとした「皮膚刺激」のあるものや、柑橘系に多い「光毒性」のあるものがあります。

出題率が高いので、ピンポイントで覚えておくと◎です。

3. キーワードをイメージして覚える

試験では、「精油にまつわるエピソード」が高確率で出題されます。

たとえば…

「植物名はフィリピンの言葉で『花の中の花』を意味する精油は?」
「別名を『オニサルビア』というシソ科の精油は?」
「カシミール地方で衣類の虫除けとして活用されていた精油は?」

…のように、別名や使用用途、歴史など、さまざまなエピソードが。

字面を見て覚えるよりも、イラストを描いたり頭のなかでイメージをして覚えるようにすると記憶に残るのでオススメです。

「メリッサ」というギリシャ語のミツバチを由来とする精油があったのですが、『鋼の錬金術師』しか出てこなかったので主人公の髪色と関連づけて覚えました。(伝われ)

出題項目4. 精油の滴数計算

精油でトリートメントオイルなどを作るときに、何mlに対して何滴入れるか、という問題があるのですが、計算が苦手な人はこうやって覚えておくと◎です。

  • ボディ用(1%):10mlに対して2滴
  • フェイス用(0.5%):10mlに対して1滴

出題項目5. 香りのメカニズム

「香りが嗅覚器から脳へ伝わる経路」があるのですが、嗅上皮やら嗅細胞やら扁桃体やら、普段使わないような単語があって苦労しました。

基本的にはここを押さえておけば大丈夫(なはず)。

  • 嗅皮質:においのイメージを作る(和風な感じ)
  • 海馬:記憶を引き出す(幼少期を思い出すなぁ)
  • 扁桃体:好き嫌いなどの感情を呼び起こす(落ち着くなぁ…)

出題項目6. アロマテラピーの歴史(古代〜現代)

アロマテラピーにまつわる有名な科学者や歴史上の人物が17名出てきて大混乱します。それぞれに著作があるので、名前と著作をイメージでこじつけて覚えます。

例:ジョン・ジェラード / 著作『The Harball』
→ハーバル味のジェラート

少々強引ですが、このやり方であれば何とか覚えられます。これも頑張って覚えた割に2問程度しか出題されなかったな…(笑)。

出題項目7. アロマテラピーの法律

法律も4〜6個程度しか出てこないので簡単に覚えられると思います!

  • 医薬品医療機器等法:効果効能を謳ったり、無許可で化粧品製造をしない
  • 製造物責任法(PL法):製造物の欠陥により損害が生じた場合、被害者は販売者、製造業者、輸入業者へ損害賠償請求が可能となる
  • あはき法:国家資格を持たずにあん摩やマッサージを行なってはいけない
  • 医師法:医師以外が病名を診断したり治療と勘違いする行為をしてはいけない

まとめ:1週間程度の勉強で何とかなる

私は毎日湯船に浸かりながら20分程度読むのを5日間やって、お風呂上がりに復習テストを解き、試験前日に模擬試験を実施して間違えたところを重点的に復習しました。

70問ありますが、冷静に読めば解ける常識的な問題が多いので、落ち着いて臨めば大丈夫。

 

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