何かと塞ぎ込みがちな今。
部屋で過ごすことが多くなり、組織から一歩離れて自分の生活を見直してみると、「マイルール」を持つことがいかに大切かを実感します。
「マイルール」というのは、日々の「習慣」や「大事にしたい価値観」のことですが、無意識にやっていることもあれば、意識的にやっていることもありますよね。
今回は、書籍『“いつもの私”で毎日がうまくいく My Rules』から、「マイルール」を持つことの大切さや、「マイルール」の作り方についてお話しします。
[itemlink post_id=”2491″]
「マイルール」とは?

「マイルール」とは、「自分が大切にしている価値観」をルール化したもの。
いまいちピンと来ない人もいるかもしれませんが、朝起きてから寝るまでのあいだ、私たちが無意識にやっている「習慣」があると思います。
たとえば、
- 朝起きたら必ず朝日を浴びる
- 仕事に取り掛かる前にデスクを片付ける
- 22時までには布団に入る
- 月末に断捨離をする
- 収入の30%は貯金にまわす
…と言ったものです。
おそらく、小さいころから無意識的に行っているものもあれば、自分で決めて意識的に行っているものもあるかと思います。
いわゆる「自分との約束事」のようなものですね。
私たちは、毎日あらゆる意思決定をします。何時に起きて、何時に眠るのか。食事は何を摂るのか。何にお金を使うのか。
そんな、意思決定のなかでひとつの基準となるのが「マイルール」なのです。
なぜ「マイルール」が必要なのか?

周りに振り回されないためのコツは
自分なりの「マイルール」を持つこと。周りの人がどうであれ、私は私。
そんな自分らしさを大切にする女性たちは
何があっても“いつもの私”に戻れる
マイルールを持っています。
これは、書籍『“いつもの私”で毎日がうまくいく My Rules』の冒頭の言葉です。
「マイルール」は毎日の意思決定を作ります。
たとえば、「毎日22時までには布団に入る」というマイルールを持っている人は、その時間に間に合うように1日の予定を組み、飲み会なども1次会で切り上げる、という意思決定をしています。
「収入の30%は貯金にまわす」というマイルールを持っている人は、月々の収支を洗い出し、余分な支出を抑えるために、毎日の買い物でも必要最低限のものしか買わない、という意思決定をしています。
たったひとつのルールだけでも、毎日の過ごし方が変わってくるのです。「マイルール」が日々を作っている、と言っても過言ではありません。
そして、書籍にもあるように、「マイルール」がある人はブレません。
誰に何を言われようと、どんな状況であろうと、「マイルール」を破ることは自分を裏切ることになる。
裏を返せば、状況が変わっても「マイルール」さえ守っていれば、いつもどおりの自分でいられる、ということにもなります。
私は社会人1年目の夏、彼氏に振られるという経験がありましたが、そんなときでも「どんなに疲れていても絶対に湯船に浸かる」というマイルールや、「始発で最寄駅に向かう」というマイルールは絶対に崩しませんでした。
「マイルール」があれば、自分の心の平穏を保てます。
「マイルール」があれば、どんなときでも自分らしくいられることに繋がるのです。
「マイルール」を見つめ直してみよう

さて、おそらく皆さんにも無意識のうちに守っている「マイルール」があると思います。
それを改めて書き出してみて、「自分には大切にしているものがこんなにもあったんだなぁ」と見つめ直してみるのも良いし、理想の自分になるためには、新しい「マイルール」を取り入れてみることも必要です。
書籍『“いつもの私”で毎日がうまくいく My Rules』のなかでは、
- 「暮らし」
- 「お金」
- 「仕事・スキルアップ」
- 「美容・健康」
…の4つの項目に分けてマイルールを設定する方法が取り入れられていました。
たとえば私だったら、
- 朝起きたら朝日を浴びる
- 飲み会は週に2回まで
- 良かった出来事を3つ書く
- 収入の20%を投資に当てる
- 白いものしか買わない
- 自己投資を最優先にする
- 仕事前にデスクを片付ける
- 重い仕事は午前中に終わらせる
- 移動中は本を読む
- 15分以上湯船に浸かる
- 10000歩以上歩く
- 毎週金曜日を美容デーにする
…といった「マイルール」がありました。
ジャンルごとに分けてみると、「そういえばこんなルールがあるなぁ」と新たな発見があるので、ぜひトライしてみてください。
私が見つけた素敵な「マイルール」

最後に、書籍『“いつもの私”で毎日がうまくいく My Rules』のなかで、「このルール、取り入れたいなぁ!」と個人的に思ったものを抜粋してみます。
- 食材は週1、オンラインストアでまとめ買い
- トップスはGUで買って着倒し、ボトムスは長年使えるものを
- 通勤電車はあえて各駅停車に乗り、瞑想タイムに
- 早起きしたら、朝の6時までは「自分時間」に使う
- 花を部屋のあちこちに飾る
- 毎日片付けを15分する
- 寝る前の「ダラダラ」を「ダラダラ」と思わない
- 本への投資を惜しまない
- 1日1度はパートナーに感謝を伝える
特に、「食材をオンラインストアでまとめ買いする」という考え方がまったくなく、毎日スーパーでちょこちょこ買っては、「これも必要かも」とつい余計なものを買いがちだったのですぐに取り入れようと思いました。
洋服も、「そろそろ長年使えるものを買わなきゃなぁ」と思いつつ、やはり流行り物は取り入れたくなってしまいそうなので、真似してみよう…
という感じで、『“いつもの私”で毎日がうまくいく My Rules』には、すぐに真似したくなるような「マイルール」がたくさん詰まっています。
公式がオススメする使い方としては、
- パッと開いたページで見つけたルールを取り入れてみる
- 暮らし、お金、仕事、美容・・・ ? 好きなジャンルのルールをチェック
- 自分と同じ年代の女性のルールを参考にしてみる
- 自分なりの「マイルール」をつくってみる
とのことなので、「自分なりのマイルールがよくわからない」「活躍している方のマイルールを見てみたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。
自分だけのマイルールが、自分の人生をつくる。
この機会に、改めて見直してみるのも良いかも。
[itemlink post_id=”2491″]